2時間話すと、なぜか前に進む。
業務整理セッションという仕事を育てています

中村 麻里絵 / 2026年

なぜ、この仕事を育てたいのか

私はこれまで、オンライン秘書としてたくさんの方のお仕事をお手伝いしてきました。

その中で感じていたのは、「ツールを入れれば解決するわけじゃない」「AIを使えば解決するわけじゃない」ということです。

本当に必要なのは、その前にある
「何に困っているのか」
「本当はどうなりたいのか」
を整理することでした。

実際にお話を聞いていると、2時間で頭の中が整理されて、「やることが見えた!」と言っていただけることが何度もありました。

私はずっと、それを無料のヒアリングとして渡していました。でも最近になって、「これはちゃんと価値として受け取ってもいいのかもしれない」と思えるようになりました。

だから今、この仕事を育ててみようと思っています。

この資料について

今の自分の考えを整理するために書きました。

「こういう仕事、マリエさんらしいね」
「ここは違うんじゃない?」
そんな感想をいただけたら嬉しいです。

どんな仕事か

ひとり事業・小さな事業の方向けに、2時間で、頭の中と業務の流れを一緒に整理して「次に進める状態」にするセッションです。

受ける前受けた後
頭がごちゃごちゃ/何から手をつけるか分からないやることが明確/優先順位が決まる
ツールもAIも、いまいち活かせていない次の一歩がわかる/頭が軽くなり、安心して進める

ツールやAIが進んでも、「そもそも何に困っているのか」を一緒に掴んで整理する部分は、人にしかできない。実際に受けた方の反応が、それを裏づけてくれました。

実際に起きたこと

もともとは、継続的に伴走するサポートを提案しようと考えていました。けれど Aさんご夫妻(小さな事業のバックオフィス)や Bさん(専門職の方)とお話ししていると、2時間のヒアリングだけで、課題の整理と次の一手がほぼ片付いてしまったのです。

これらは「ヒアリング」という形で 無料 でお受けしていたもの。発注にはつながらず、その場で終わっていました。

それでもお相手は、「何も発注しないのが申し訳なくなる」ほど感謝してくれて、お礼をいただくこともありました。

そして私自身、そこで無理に継続サービスを売り込みたい気持ちには、なりませんでした。それよりも、今後も関係が続く“よい終わり方”の方を大切にしたかったからです。

価値に見合う価格にしたい

今はまだ実績をつくる段階なので、低めの価格から始めて、少しずつ整えていくつもりです。

価格を上げるタイミングは、私自身が「この価格で受けてもらって申し訳ない」と思わなくなった時。そう思えるようになったら、少しずつ上げていきたいと思っています。

目標は、2時間のセッションを 5万円 で受けていただける状態をつくること。ただ、5万円という数字そのものが目標ではありません。

私が本当に目指しているのは、「この時間に払ったお金以上の価値があった」と感じてもらえる仕事に育てること。その結果として、5万円という価格が自然になる状態を目指しています。

だからこそ今、これまで無料で渡していたこの価値を、ちゃんと仕事にしようとしています。

大事にしていること

やりたいこと、ひとことで
頭の中と業務の流れを整理して、
頑張りすぎなくても回る形に整える。

影響を受けた考え方

この働き方にたどり着けたのは、考え方に深く影響を受けた方々から学ばせてもらったことが土台になっています。学んだことが、私の中でこう根づきました。

「設計で稼ぐ」という考え方

  • 労働量ではなく、設計で稼ぐ
  • 登る山を決める(全方向に広げない)
  • 高単価で、余白を守る

「あり方から考える」という姿勢

  • あり方が先、やり方は後
  • 努力の方向を間違えない
  • 苦しさは能力不足ではなく、設計の問題
  • 無理を前提にしない(余白を持つ)

この考え方がなければ、私はきっとまた「もっと頑張る計画」を立てていました。学ばせてもらったことに、心から感謝しています。

最後に

何度も事業計画を作ってきましたが、今回はじめて 「これなら続けられそう」 と思えました。まだ仮説だし、うまくいくかも分かりません。

でも、「もっと頑張る方法」ではなく、「自分が自然に価値を出せる働き方」から考えられたのは、私にとって大きな変化でした。ここから実際にやってみて、また修正していこうと思っています。

もし周りに「頭の中がごちゃごちゃしていて整理したい」、そんな方がいたら、思い出してもらえたら嬉しいです。そして 「なんかマリエさんらしいな」 と思ってもらえたら、それだけでも十分嬉しいです。

中村 麻里絵